キヤノンのミラーレスカメラやデジタル一眼レフカメラを使用しているなら、予備バッテリーの重要性を実感している方も多いのではないでしょうか。特にミラーレスカメラは消費電力が高く、長時間の撮影では複数のバッテリーが必要になります。そこで注目したいのが、純正より安価なLP-E17互換バッテリーです。
LP-E17互換バッテリーとは、キヤノンの純正バッテリーLP-E17の代わりに使用できる他社製品のこと。EOS RPやKissシリーズ、Mシリーズなど多くの機種に対応しており、純正品の約半額以下で入手できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。
しかし、互換バッテリーは製品によって品質に大きな差があります。安全基準をクリアしたPSEマーク付きの製品や、大容量タイプ、残量表示に対応した商品など、選択肢は様々です。また、ロワジャパンのような信頼性の高い日本メーカー製品やAmazonで人気の商品など、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
この記事では、LP-E17互換バッテリーの選び方から具体的なおすすめ商品まで、徹底的に解説します。激安品の注意点や純正品との比較ポイントも紹介するので、実際の購入者の感想も参考にしながら、あなたに最適な互換バッテリーを見つけるお手伝いをします。カメラライフをより快適に、そして経済的にするための情報が満載です。
記事のポイント
- 純正品より安価なLP-E17互換バッテリーの選び方と安全基準の重要性
- 信頼性の高いメーカー(ロワジャパン、Newmowa等)の特徴と製品情報
- 互換バッテリーの残量表示対応の有無による使い勝手の違い
- 純正品と互換品のコスト・性能・耐久性の違いと適切な使い分け方
LP-E17互換バッテリーおすすめの選び方

- LP-E17互換バッテリーとは何か
- LP-E17互換バッテリー 安全基準の重要性
- LP-E17互換バッテリー 大容量の魅力
- LP-E17互換バッテリー 激安品の注意点
- LP-E17互換バッテリー コスパ重視の選び方
LP-E17互換バッテリーとは何か
LP-E17互換バッテリーとは、キヤノンの純正バッテリーLP-E17の代わりに使用できる他社製のバッテリーです。EOS RPやEOS Kissシリーズ、EOS Mシリーズなど、様々なキヤノン製カメラに対応しています。
互換バッテリーの最大の魅力は、純正品と比較して価格が安いことです。純正のLP-E17バッテリーは約5,000円〜6,500円程度するのに対し、互換バッテリーは1,000円〜3,000円程度で購入できます。中には2個セットで充電器付きの商品もあり、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、互換バッテリーは製造メーカーによって品質にばらつきがあります。良質な互換バッテリーは純正品とほぼ同等の性能を発揮しますが、安価なものの中には容量表示が不正確だったり、使用可能時間が短かったりするケースもあります。また、一部の互換バッテリーでは、カメラ側で残量が正確に表示されないこともあるため、購入する際は信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことが重要です。
LP-E17互換バッテリー 安全基準の重要性
LP-E17互換バッテリーを選ぶ際、最も重要なのが安全基準をクリアしているかどうかです。安全性が保証されていないバッテリーを使用すると、発熱や膨張、最悪の場合は発火事故につながる恐れがあります。
信頼できる互換バッテリーには、「PSEマーク」が付いています。これは電気用品安全法に基づく安全基準をクリアしていることを示す証です。また、「過充電保護」「過放電保護」「過電流保護」「過温度保護」などの保護回路が内蔵されているかも確認しましょう。これらの機能は、バッテリーだけでなく、接続するカメラ本体を守るためにも不可欠です。
一方で、安全基準を無視した激安品は避けるべきです。例えば、日本製や高品質な国産セルを使用している製品は、価格は若干高めですが安全性は格段に向上します。また、保証期間が設けられている製品を選ぶことで、万が一の不具合時にも安心です。ロワジャパンやSIXOCTAVEなどの信頼性の高いメーカーの製品は、3ヶ月〜6ヶ月の保証期間を設けていることが多いため、初めて互換バッテリーを購入する方にもおすすめです。
LP-E17互換バッテリー 大容量の魅力
LP-E17互換バッテリーの中には、純正品よりも大容量を謳っている製品が数多くあります。純正LP-E17の容量が約1040mAhなのに対し、互換バッテリーでは1200mAh〜2000mAh以上の容量を持つものも存在します。
大容量バッテリーの最大のメリットは、1回の充電での撮影可能枚数が増えることです。特にミラーレスカメラはバッテリーの減りが早いため、大容量の互換バッテリーがあれば、旅行先や撮影会など、充電が難しい状況でも安心して撮影を続けられます。
ただし、互換バッテリーの中には表記容量と実際の容量に乖離があるケースもあります。そのため、口コミや評価を確認し、実際の使用感を確認することが大切です。また、大容量バッテリーは一般的に価格が高くなる傾向がありますが、2000円〜3000円程度の中価格帯の製品では、比較的信頼性の高いものが多いです。NewmowaやHomesuitなどのメーカーは、実際の使用者からも高い評価を得ている大容量バッテリーを提供しています。
長時間の撮影や複数日にわたる撮影を予定している方は、大容量タイプの互換バッテリーを検討してみると良いでしょう。ただし、使用頻度が少ない方は、容量よりも安全性や価格のバランスを重視した選択をおすすめします。
LP-E17互換バッテリー 激安品の注意点
互換バッテリーの中でも特に激安品(500円〜1,000円以下)には、いくつか注意すべき点があります。安さに魅力を感じて購入したものの、すぐに使えなくなってしまっては本末転倒です。
まず、激安品の多くは耐久性に問題があります。充放電サイクルが少なく、数ヶ月程度で膨張したり、急激に性能が低下したりするケースが少なくありません。実際、長期使用レビューでは、1年半ほど使用したところ、バッテリーが膨張して使用を中止したという報告も見られます。このような状態で使用を続けると、カメラ本体にまで悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
また、激安品は同じ商品でも品質にばらつきがあることが多いです。いわゆる「当たり外れ」が大きく、同じ製品を複数購入しても、使用可能時間や寿命に差が出ることがあります。さらに、表示容量と実際の容量に大きな差があることも珍しくありません。
加えて、カメラの残量表示機能が正常に動作しないケースも多いです。満充電表示から突然ゼロになるといった症状が発生すると、撮影中に予期せぬバッテリー切れに見舞われる可能性があります。特に重要なシーンの撮影時にこのような事態が起きると取り返しがつきません。
もし予算の都合上どうしても激安品を選ぶ場合は、複数個まとめて購入するか、あくまで緊急用の予備として使用し、重要な撮影には純正品か信頼性の高い互換バッテリーを使うことをおすすめします。
LP-E17互換バッテリー コスパ重視の選び方
コスパ(コストパフォーマンス)を重視してLP-E17互換バッテリーを選ぶなら、単に「安いから」という理由だけで選ぶのではなく、価格と品質のバランスを見極めることが大切です。
理想的なのは、1,500円〜2,500円程度の中価格帯の製品です。この価格帯であれば、PSEマークなどの安全基準を満たし、ある程度の品質も期待できます。特に、バッテリー2個と充電器がセットになった商品は非常にコスパが高いといえるでしょう。例えば、ロワジャパンやNewmowaなどのメーカーでは、このようなセット商品を提供しています。
また、コスパを考える上で重要なのが保証期間です。3ヶ月〜6ヶ月の保証付き製品であれば、初期不良やすぐに使えなくなるといったリスクを軽減できます。保証期間が長いほど、メーカー側が自社製品の品質に自信を持っている証でもあります。
充電方法にも注目しましょう。USB充電に対応した製品であれば、モバイルバッテリーやカーチャージャーからも充電できるため、外出先での利便性が大幅に向上します。特に、2個同時充電ができるUSB充電器付きの商品は、時間効率も良く非常におすすめです。
なお、コスパ重視といっても、あまりにも安すぎる製品(1,000円以下)は避けるべきです。そのような製品は、保護回路が不十分だったり、セルの品質が低かったりする可能性が高く、長い目で見るとかえって出費が増えることになります。
最終的には、口コミや評価の高い中価格帯の製品を選び、2〜3個のバッテリーをローテーションで使用するのが、最もコスパの良い使い方だといえるでしょう。
LP-E17互換バッテリーおすすめの商品

- LP-E17互換バッテリー Amazon人気商品
- LP-E17互換バッテリー ロワジャパン製品
- LP-E17互換バッテリー 残量表示の有無
- LP-E17互換バッテリー 純正との比較ポイント
- LP-E17互換バッテリー 購入者の感想
LP-E17互換バッテリー Amazon人気商品
Amazonで人気を集めているLP-E17互換バッテリーには、いくつかの特徴的な商品があります。ここでは、実際の購入者レビューが高評価のものを中心にご紹介します。
Newmowaの「LP-E17互換バッテリー2個+充電器セット」は、2,000円前後でありながら高い評価を獲得しています。このセットの魅力は、バッテリー2個に加えて、2つのバッテリーを同時に充電できるUSB充電器が付属している点です。USBタイプなので、モバイルバッテリーからの充電も可能で、旅行先でも安心です。※現在在庫切れ
また、Homesuitの「LP-E17互換バッテリー2個セット」も人気商品の一つです。こちらは純正バッテリーより容量が多い約2,000mAhを謳っており、長時間撮影に向いています。充電器に過充電保護などの安全機能が付いている点も、購入者から評価されています。
SIXOCTAVEの「LP-E17互換バッテリー」も注目の商品です。日本メーカーということもあり、品質面での信頼性が高く、PSEマークも取得しています。また、純正充電器との互換性があるため、すでに純正バッテリーをお持ちの方でも使いやすいでしょう。
ただし、Amazon上の製品は予告なく仕様変更されることがあります。購入前には最新の口コミや製品情報を確認し、自分のカメラとの相性や安全性をしっかり確認することをおすすめします。また、あまりにも安価な商品や、メーカー名が不明瞭な製品は避けるべきでしょう。
LP-E17互換バッテリー ロワジャパン製品
ロワジャパンは日本の互換バッテリー市場において、信頼性の高いメーカーとして知られています。LP-E17互換バッテリーにおいても、品質と安全性にこだわった製品を提供しています。
ロワジャパンのLP-E17互換バッテリーの最大の特徴は、PSEマーク取得済みで、過電流保護・過充電防止・過放電防止・過温度保護といった安全機能が充実している点です。これらの機能により、バッテリー自体だけでなく、接続するカメラ本体も守ることができます。
人気の商品としては「LP-E17-2P-SET」が挙げられます。このセットには互換バッテリー2個とUSB充電器が含まれており、価格は2,500円前後です。バッテリー容量は約1,040mAhで、純正品と同等レベルを確保しています。また、端子接点カバーが付属しているため、持ち歩く際にホコリや汚れからバッテリーを保護できる点も魅力的です。
ロワジャパン製品の特筆すべき点として、3ヶ月の保証期間が設けられていることが挙げられます。互換バッテリーは初期不良の可能性もあるため、保証があることで安心感が増します。また、多くの製品が純正充電器での充電にも対応しているため、すでに純正品をお持ちの方にもおすすめです。
ただし、機種やカメラの製造時期によっては、ファームウェアの更新により互換性が失われる可能性もあります。購入前に、自分のカメラのモデルと互換性があるかを必ず確認しましょう。
LP-E17互換バッテリー 残量表示の有無
LP-E17互換バッテリーを使用する上で、多くの方が気にするのがカメラでの残量表示の問題です。純正バッテリーでは当然正確に残量が表示されますが、互換バッテリーでは必ずしもそうとは限りません。
互換バッテリーを大きく分けると、「残量表示対応型」と「残量表示非対応型」の2種類があります。残量表示対応型は、内部にチップが搭載されており、カメラが残量を認識できるようになっています。これにより、純正品と同様に4段階や%表示でバッテリー残量を確認できるため、撮影中のバッテリー管理がしやすくなります。
一方、残量表示非対応型は、カメラ上では満充電(100%)と表示されていても、突然電源が切れることがあります。これは、カメラがバッテリーの残量を正確に把握できていないためです。このタイプのバッテリーを使用する場合は、予備のバッテリーを常に用意しておくことが重要です。
実際の使用感では、ロワジャパンやSIXOCTAVEなどの信頼性の高いメーカーの製品は、多くの場合残量表示に対応しています。ただし、カメラのモデルやファームウェアのバージョンによっては、対応していても正確に表示されないケースもあります。
なお、残量表示対応型は通常、非対応型より価格が高めになりますが、撮影の信頼性を考えると十分な価値があるといえるでしょう。特に、長時間の撮影や重要なイベントでの使用を予定している場合は、残量表示対応型を選ぶことをおすすめします。また、購入前にはその製品の口コミや評価を確認し、自分のカメラでの残量表示の正確性について情報を集めておくと安心です。
LP-E17互換バッテリー 純正との比較ポイント
LP-E17互換バッテリーと純正バッテリーを比較する際、価格差が最も大きなポイントです。純正のLP-E17は5,000円〜6,500円程度するのに対し、互換品は1,000円〜3,000円ほどで購入できます。このコスト差は、特に複数のバッテリーが必要な場合に大きなメリットとなります。
品質面では、純正バッテリーが安定した性能と長い寿命を持つのに対し、互換バッテリーは製品によって差があります。良質な互換バッテリーでも、一般的に純正品と比べると寿命が短い傾向にあります。純正品が300〜500回の充放電サイクルに耐えられるのに対し、互換品は150〜300回程度が目安です。
互換性に関しては、カメラのファームウェアアップデートにより、一部の互換バッテリーが認識されなくなる可能性があります。メーカーは純正品の使用を前提にファームウェアを設計するため、互換品では対応できないケースがあります。特に最新モデルのカメラでは、この問題が発生しやすいので注意が必要です。
充電方法においても違いがあります。多くの互換バッテリーセットには、USB充電器が付属しています。これにより、モバイルバッテリーやパソコンなど様々な電源から充電できる柔軟性があります。一方、純正充電器は安定した充電が可能ですが、コンセントが必要です。
また、保証の面でも差があります。純正品は通常1年の保証期間があるのに対し、互換品は0〜6ヶ月程度です。さらに、互換バッテリー使用中にカメラが故障した場合、メーカー保証が適用されない可能性もあります。
このような違いを踏まえ、用途に応じて選択することが大切です。プロの撮影や重要なイベントには純正品、日常的な撮影や予備用途には互換品という使い分けも一つの方法でしょう。
LP-E17互換バッテリー 購入者の感想
LP-E17互換バッテリーを実際に購入した方々の感想は、製品によって大きく分かれています。ここでは、多くの口コミから見えてきた傾向をご紹介します。
多くの購入者が高評価している点として、コストパフォーマンスの良さが挙げられます。「純正品の半額以下で2個も手に入る」「予備バッテリーとしては十分な性能」といった声が目立ちます。特に、旅行や長時間の撮影会など、複数のバッテリーが必要なシーンで重宝されているようです。
また、USB充電器付きの製品に関しては、「外出先でも充電しやすい」「モバイルバッテリーから充電できて便利」といった感想が多く見られます。純正充電器は家庭用コンセントが必要ですが、USB充電器ならモバイル環境でも使えるという利点が評価されています。
一方で、課題点として挙げられるのが、バッテリー残量表示の問題です。「満タン表示から突然電源が切れた」「残量が正確に表示されないので予測が難しい」といった不満の声があります。これに関しては、製品によって差があり、高品質な互換バッテリーでは純正品とほぼ同様に残量表示が機能するケースもあります。
耐久性については意見が分かれています。「1年以上問題なく使用できている」という声がある一方で、「半年ほどで膨張してきた」「使用回数が増えると急激に性能が落ちる」といった報告もあります。これは製品の品質差だけでなく、使用環境や保管状態にも左右されると考えられます。
特に注目すべきは、同じ製品でも評価が分かれるケースが多いという点です。これは互換バッテリーの品質にばらつきがあることを示唆しています。そのため、信頼性の高いメーカーの製品を選び、可能であれば保証のあるものを選ぶことが重要です。
総合的には、コストを抑えつつ複数のバッテリーを確保したい方にとって、互換バッテリーは有用な選択肢といえるでしょう。ただし、重要な撮影の際は純正品と併用するなど、リスク管理も意識することが大切です。
LP-E17互換バッテリー おすすめ商品まとめ

- 純正品(5,000〜6,500円)に比べ互換品は1,000〜3,000円と安価
- PSEマークがある安全基準クリアの製品を選ぶべき
- 過充電保護・過放電保護・過電流保護・過温度保護機能は必須
- 大容量(1200mAh〜2000mAh)製品は長時間撮影に便利
- 激安品(500〜1,000円以下)は耐久性に問題がある可能性が高い
- 1,500〜2,500円の中価格帯商品が品質とコストのバランスに優れる
- 2個セットと充電器付きの商品は特にコスパが高い
- 保証期間(3〜6ヶ月)があるものを選ぶと安心
- USB充電対応商品は外出先でも充電できて便利
- Newmowa・Homesuit・SIXOCTAVEなどは人気メーカー
- ロワジャパンは日本の信頼性高いメーカーとして知られる
- 残量表示対応型と非対応型があり、重要な撮影には前者が適している
- 互換品は純正品より寿命が短い(150〜300回の充放電サイクル)
- カメラのファームウェアアップデートで互換性が失われる可能性がある
- 重要な撮影では純正品、日常撮影では互換品と使い分けるのが理想的