Osmo Action 4を旅行やツーリング、登山、Vlog撮影で使っていると、「もう1個予備バッテリーが欲しい」と感じる場面は少なくありません。特に4K撮影や長時間の外出では、1本だけだと途中で充電が必要になることがあります。
そこで候補になるのが、純正より価格を抑えやすいOsmo Action 4互換バッテリーです。ただし、Actionシリーズは世代が近く、見た目も似ているため、「Osmo Action用だから使えるはず」と思い込んで選ぶのは避けたいところです。
結論として、Actionシリーズのバッテリーは世代の近さだけで判断せず、DJI公式の対応情報と、購入する製品側の適合表を必ず照合しましょう。
水中撮影・低温環境・長時間撮影など失敗できない用途では純正を優先し、互換品はまず日常撮影や予備用途から試すのがおすすめです。
記事のポイント
- Osmo Action 4純正バッテリーの基本仕様
- Action 4とAction 5 Proのバッテリー互換性
- 互換バッテリーを選ぶときのチェックポイント
- 純正と互換品を使い分ける考え方
- 水中・低温・長時間撮影で注意したいこと
Osmo Action 4のバッテリーはどれを使う?

Osmo Action 4で使えるバッテリーを選ぶ前に、まず純正品の仕様を確認しておきましょう。純正の「Osmo Action エクストリームバッテリー」は容量1770mAh、電圧3.85V、電力量6.8Whです。
DJIが公表しているAction 4の動作時間は最大160分ですが、これは25℃、1080p/24fps、RockSteadyオン、Wi-Fiオフ、画面オフという条件で測定された参考値です。4K撮影や画面表示、Wi-Fiの使用、外気温などによって実際の撮影時間は変わります。
| 項目 | 純正 Extreme Battery |
|---|---|
| 容量 | 1770mAh |
| 電圧 | 3.85V |
| 電力量 | 6.8Wh |
| 動作環境温度 | -20℃~45℃ |
| 公称動作時間 | 最大160分※ |
※DJIの指定条件による測定値。実際の撮影時間は設定や環境によって異なります。
Action 4は1950mAhのExtreme Battery Plusにも対応
Osmo Action 5 Proで採用されている「Osmo Action エクストリームバッテリーPlus」は1950mAhの高容量タイプです。DJI公式では、Osmo Action 5 ProだけでなくOsmo Action 4にも対応すると案内されています。
Action 4でExtreme Battery Plus(1950mAh)を使う場合は、使用前にカメラのファームウェアを更新しておきましょう。
そのため、「Osmo Action 5 Pro互換バッテリー」「Osmo Action 5互換バッテリー」と検索している方でも、Action 4との共用を考えているなら製品側の対応表を確認する価値があります。なお、正式な製品名は「Osmo Action 5 Pro」です。
「Osmo Action対応」だけでは判断しない
互換バッテリーで特に注意したいのが、商品名に「Osmo Action対応」としか書かれていない製品です。初代Osmo ActionとAction 3・4・5 Proでは、同じシリーズ名でもバッテリー仕様が異なる場合があります。
商品名の一部だけを見るのではなく、対応機種一覧に「Osmo Action 4」と明記されているか確認してください。Action 5 Proでも共用したい場合は、両方の機種名が記載されていることを確認しましょう。
Osmo Action 4純正と互換バッテリーの違い

純正と互換品の最大の違いは、価格だけではありません。メーカーが公式に動作を前提としているか、低温環境などの性能が公開されているか、トラブル時のサポート範囲なども異なります。
| 比較項目 | DJI純正 | 互換バッテリー |
|---|---|---|
| 価格 | 高め | 抑えやすい |
| Action 4への対応 | DJI公式で確認可能 | 製品ごとに確認 |
| 容量 | 1770mAh / 1950mAh | 製品による |
| 低温性能 | 仕様が明示されている | 製品による |
| 保証・サポート | DJIの条件に準拠 | 販売元ごとに異なる |
予備を安く増やしたいなら互換品は魅力

互換品のメリットは、純正よりも予備の本数を増やしやすいことです。2個または3個のバッテリーとUSB充電器がセットになった商品もあり、旅行やツーリングで長時間撮影する人には便利です。本体、バッテリーの他にアクセサリも購入したいと考えている方にとっては、費用を抑えられるという点も嬉しいはず。
ただし、容量の数字だけで選ぶのはおすすめできません。互換品には純正より大きなmAhを表示する製品もありますが、「公称容量が大きい=実際の撮影時間も必ず長い」とは限りません。
セルの品質やカメラとの通信、温度、撮影設定などによって実使用時間は変わるため、容量は選定条件のひとつとして考えましょう。
【注意】失敗できない場面なら純正を優先

DJIはActionシリーズの使用上の注意で、DJI Osmo製以外のバッテリーを使用しないよう案内しています。非純正品を使う場合は、メーカー保証や機器トラブル時の扱いも含めて自己判断が必要です。
そのため、結婚式や一度きりの旅行、仕事撮影、長時間の定点撮影など、途中でバッテリートラブルが起きると困る場面では純正品を優先するのが無難です。
普段は純正を主電池として使い、互換品を予備として持つ方法が、コストと安心感のバランスを取りやすい使い方です。
Osmo Action 4互換バッテリーを選ぶ4つのポイント
1.Action 4対応を明記している
最も重要なのは適合確認です。「DJI用」「Osmo Action用」だけではなく、商品ページの対応機種欄にOsmo Action 4と記載されている商品を選びます。
Action 5 Proでも使う予定なら、「Osmo Action 4 / Action 5 Pro対応」のように両機種の記載を確認してください。世代が近いことや外観が似ていることだけで互換性を判断しないことが重要です。
2.安全性に関する情報を確認する
互換バッテリーはリチウムイオン系の充電池です。商品ページではPSE表示についての説明や、国内の販売事業者情報、安全性に関する記載を確認しましょう。
また、過充電・過放電・過電流・短絡・温度などに対する保護機能が説明されているかもチェックポイントです。「大容量」「長時間」といった宣伝文句だけでなく、安全対策を具体的に説明している商品を比較してください。
3.国内販売元と保証を確認する
互換バッテリーでは、初期不良やカメラとの相性が発生する可能性も考えておく必要があります。そのため、国内の問い合わせ先、保証期間、返品・交換条件が分かる販売元を選ぶと安心です。
数百円の価格差よりも、「問題が起きたときに誰へ問い合わせられるか」を重視するのがおすすめです。
4.充電器との対応もチェックする
互換品には専用の複数口充電器が付属するセットもあります。複数本をまとめて使うなら便利ですが、バッテリーだけでなく充電器側の仕様も確認してください。
純正のバッテリーケースで充電できるのか、付属充電器だけを使う仕様なのかなど、製品説明に従って使用しましょう。
厳選!Osmo Action 4でおすすめのバッテリー
信頼性重視:DJI Osmo Action エクストリームバッテリーPlus
撮影の失敗をできるだけ避けたい方には、DJI純正のExtreme Battery Plus(1950mAh)が第一候補です。Osmo Action 5 Proで採用されている高容量タイプですが、DJI公式でAction 4への対応も案内されています。
Action 4で使用する際は、事前にファームウェアを更新しておきます。純正なので価格は互換品より高くなりますが、水中や低温、旅行など信頼性を優先したい用途には選びやすい製品です。
コスパ重視:Action 4対応を明記した互換バッテリーセット
日常のVlogや旅行で予備を増やしたい場合は、Action 4対応を明記した互換バッテリーセットが候補です。2~3個のバッテリーと充電器をまとめて用意できれば、撮影中に1本ずつ交換しながら運用できます。
ただし、購入直後から重要な撮影に投入するのではなく、まず普段の撮影で動作を確認してください。
- 100%まで正常に充電できるか
- カメラがバッテリーを正常に認識するか
- 残量表示が急激に変化しないか
- 撮影中に突然電源が落ちないか
- 異常な発熱や変形がないか
数回使って問題がないことを確認してから予備として持ち出すと、トラブルを減らしやすくなります。
水中・低温・長時間撮影では純正がおすすめ
Osmo Action 4は一般的なコンパクトカメラよりも、屋外や水中、スポーツなど過酷な環境で使う機会が多いカメラです。このような用途では、バッテリー価格よりも撮影を止めないことを優先したほうがよいでしょう。
水中撮影ではバッテリーカバーの密閉を最優先

Osmo Action 4はカメラ単体で最大18mの防水性能を備えています。ただし、バッテリー収納部カバーが正しく閉まっていることが前提です。
バッテリー交換時には、バッテリーや収納部に異物や水分が付着していないことを確認し、カバーを確実にロックします。
水中撮影では、少しでも装着感に違和感がある互換バッテリーを無理に使用せず、純正バッテリーを優先するのがおすすめです。
低温環境では公表された動作温度を確認
Action 4純正バッテリーの動作環境温度は-20℃~45℃です。雪山やスキー、冬の屋外撮影では、互換品にも同程度の低温性能があるとは限りません。
低温性能について具体的な記載がない互換品は、寒冷地での重要な撮影には使わないほうが安心です。冬季撮影では純正を主電池にし、予備もできるだけ冷やしすぎないよう管理しましょう。
膨張・破損・異常発熱があれば使用を中止
純正・互換に関係なく、膨張、液漏れ、破損、異臭、異常な発熱、変色などが見られるバッテリーは使用しないでください。
アクションカメラは落下や衝撃を受ける可能性もあるため、強くぶつけた後は外装や端子を確認します。変形したバッテリーを無理に本体へ押し込むのも避けましょう。
Osmo Action 4互換バッテリーについてよくある質問
Osmo Action 5 Pro用バッテリーはAction 4で使えますか?
DJI純正のExtreme Battery Plus(1950mAh)はAction 4に対応しています。Action 4で使う場合は、使用前にファームウェアを更新してください。
互換バッテリーは純正より長持ちしますか?
公称容量が純正より大きくても、実際の撮影時間が必ず長くなるとは限りません。撮影設定、気温、セルの性能などによって変わるため、容量だけで選ばないことが重要です。
互換バッテリーは水中でも使えますか?
互換品ごとに寸法や適合性が異なるため、一律には判断できません。水中ではバッテリーカバーの密閉性が重要なので、失敗できない撮影では純正を優先するのがおすすめです。
まとめ|Osmo Action 4互換バッテリーは対応確認が最優先
Osmo Action 4には純正Extreme Battery(1770mAh)のほか、Extreme Battery Plus(1950mAh)も対応しています。1950mAhタイプをAction 4で使う場合は、ファームウェアを更新しておきましょう。
互換バッテリーは予備の本数を増やしやすく、日常撮影や旅行では便利な選択肢です。一方で、Actionシリーズは世代が近くても、すべてのバッテリーが共通とは限りません。
この記事の結論
- 「Osmo Action 4対応」の明記を必ず確認する
- Action 5 Pro用の純正1950mAhはAction 4でも使用可能
- 互換品は容量だけでなく安全性・販売元・保証も確認する
- 購入後は日常撮影で動作確認してから予備として使う
- 水中・低温・長時間撮影など失敗できない用途では純正を優先する
「世代が近いから使えるはず」と判断せず、DJIが示す対応情報と購入する製品側の適合表を照合することが、Osmo Action 4のバッテリー選びで最も重要です。

